おはようございます。
完全に夏休みになっていました。
さて、セグメンテーションをしたので、次は、Targeting(ターゲティング)です。
■Targeting-ターゲティング
Targeting(ターゲティング)とは、Segmentation(セグメンテーション)した市場のうち、どの市場にアプローチするかを決めることです。限られた経営資源を有効かつ効果的に使用するためにはターゲティングは重要です。
ターゲット市場を決める際には、自社にとって意味のある2軸を用い、2次元マップを作成し、競合他社をプロットすることで競争の状況が分かります。そのマップの中で自社が現在どの位置にあり、今後どこを目指すのか?または新規参入する場合は、空白の場所を目指すことで競争優位に立つことができます。
▶Targeting(ターゲティング)を考えるときに役立つ6R
Realistic scale 規模は十分か?
Rate of growth 成長性はあるか?
Rank & ripple effect 優先順位・波及効果はあるか?
Reach そのターゲットに到達できるか?
Rival 競合他社はどのような状況か?
Response 反応の測定できるか?
6Rを考えながら、ターゲティングを行い、そのターゲットに対して自社hどのようなユニークなポジション=ブランドづくりをするかを考える必要があります。
■Positioning-ポジショニング
Positioning(ポジショニング)とは、ターゲット顧客に対して、自社の製品・サービスの明確なイメージを作りあげることである。ちょっと古いですが、吉野家は「うまい・はやい・やすい」のキャチフレーズで吉野家=牛丼=「うまい・はやい・やすい」として顧客に明確なイメージを作りあげていました。他社にはないユニークなポジションですね。
Positioning(ポジショニング)は考える軸の切り口を変えることで、ユニークなポジションを採ることができ、既存市場でも入り込む余地を作り出すことができます。非常に慎重かつ既存の考えに縛られない頭の柔らかさが必要な作業となります。
これがSTPです。超簡単に言うと、「分けて・決めて・築き上げる」という感じでしょうか?
STPを考えて、自社の優位性を築き上げていきましょう!
0 件のコメント:
コメントを投稿