2014年6月10日火曜日

SWOT分析

おはようございます。

PEST分析
5F分析
3C分析
と外部環境(マクロ・ミクロ)と見てきましたので、
次は自社の内部環境を見るためのツールであるSWOT分析を見て行きましょう。

SWOTとは
 Strength 強み
 Weakness 弱み
 Opportunity 機会
 Threat 脅威
の頭文字をとったものです。



Strength(強み)とWeakness(弱み)は自社の経営資源(内部環境)が他社と比べてどのような状況にあるのかを「強み」と「弱み」に分けて考えます。この2つは自社でコントロールできることであり、過去の実績、経験等により作られてきたものです。

Opportunity(機会)とThreat(脅威)は自社にとって外部環境がどのような状況にあり、今後どのような状況になると考えられるかを「機会」と「脅威」に分けて考えます。これは近い将来(未来)を考えることであり、自社ではコントロール出来ないことです。


■クロスSWOT分析


①Strength+Opportunity
自社にとっての好影響を考える箱となります。
自社の強みと外部環境の機会を結びつけ、自社にとっての「攻め」を考えます

②Weakness+Opportunity
自社にとっての悪影響を考える箱となります。
自社の弱みと外部環境の機会を結びつけ、機会を活かすために自社の弱点を改善、強化を考えます。

③Strength+Threat
外部環境の脅威に対する強みを考える箱となります。
自社の強みを活かし、考えられる脅威に対向する手段を考えます。

④Weakness+Threat
外部環境の脅威に対する弱みを考える箱となります。
自社の弱みをカバーしつつ、脅威をいかに回避するかを考えます。

SWOT分析はかなり恣意的になる場合があります。
自社の強みと考えていても、本当は他社ももっていて、強みでない場合もあります。
その逆もあります。

客観的な視点を入れるためには、社内だけでなく、できれば外部の視点をもった人の意見を聞けることがベストだと考えます。
それも難しい場合は、一度作ったら、批判的な視点でみるなど、できるかぎり深く考えるようにしてください。
クリティカル・シンキングを活かしましょう。

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