2014年4月15日火曜日

考える2

「考える」=「分解」すること、と前回書きました。

では、「分解」とは具体的にどんなことを言うのでしょうか?

そもそも問題解決がうまくいかないのは、どこが問題かがわかっていないのに、結果を問題と捉え、とりあえず思いつくことをやってみる、ということが起こります。
それでは的はずれなこととなり、本当の問題解決につながりません。
ただものすごく優秀な人の中には感覚で分かる人もいるかもしれません、また、たまたまうまくいくこともあるでしょうが、それでは継続的な改善にはつながりません。

よく、論理的思考の話で、「空→雨→傘」の例がでてきます。
これは、空を見て曇っているから、雨が降る可能性があると考え、傘を持って出かけるというものですが、これももっと分解することができるかもしれません。

まず、空をみて、曇っているというときに、自分の今日のスケジュールを考えるでしょう。いつ、どこに、どのような手段で向かうか?そこで何を何時まで行うか?その後はどうするか?などなど。

家からドアtoドアで地下を通って会社に行って、一日オフィスワークなら、雨が降る可能性があっても傘は必要ないかもしれません。曇っていることは問題ではなくなります。また、移動手段や時間帯、場所によっても変わりますし、予定を変更することなるかもしれません。
この事例だけでも、かなり考えることがありますね。

分解は難しいというのが私としての感想です。はっきりいって苦手です。
でも、できるとすっきりするので常に意識をもってチャレンジが必要ですね。

次回以降も、具体的な事例を考えて、説明ができるようにします!




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