2014年4月20日日曜日

ピラミッドストラクチャー2

枠組みを考える。
自分の主張を支えるための柱を考えるというと分かり易いも。

▶ポイント
・枠組みは「3つ」を意識する
・枠組み間のレベルを合わせる
・説明する相手は誰?を意識する


例えば自分の主張が、「BMWのクルマはすばらしい」というものだったら、それを支える柱=納得してもらえる理由を考える。
・デザイン性が高い
・走行性能が高い
・居住性が高い(後輪駆動のクルマとして)
・新技術を採用している
・真面目なクルマづくり
etc・・・

いろいろ思いつく。好きならもっと詳細に思いつく。
しかし、ここでググっと引いて俯瞰してものをみると、誰に対して説明するのか?そもそもレベル間は合っているか?なども考える必要がある。

また、柱を何本にするか?よく言われるのが3つ。
ヒトが最も納得感が高くなると言われているらしい。
専門家ではないが、マジックナンバー7(±2)というのがあり、ヒトは一度に5〜9個までしか覚えられないということ。
じゃぁ、5個でとなるが、5つも説明されるとクドい!で、落ち着くのが3つというわけです(←勝手な解釈)。

理由はともあれ、3つで多くの人が納得感が高くなるので、多く出てきても3つに絞りましょう。

では、BMWの例に戻って、

1.デザイン性が高い
2.走行性能が高い
3.居住性が高い(後輪駆動のクルマとして)
4.新技術を採用している
5.真面目なクルマづくり

5つありますが、どうもレベル間が違うような・・・
5つ目の「真面目なクルマづくり」と言われても、他社がいい加減な作り方をしているわけではないし・・・
4つ目の「新技術を採用している」があるから、1〜3が成り立っているような・・・また5つと同じで他社も・・・
などと整理して、1〜3を「考える枠組み」と決定していく。

ここで車の購入を検討している男性で、妻を説得するとなると、1〜3で良いかということも考える必要がある。最も重要になるのは、「価格」かもしれません。となると価格の要素が必要になるので、別途説得できる根拠とともに資料を用意するか、枠組みを考えなおす必要があるかもしれません。

あーだこーだと考える前に、手を動かして、とりえあず書き出してみることが重要。
選択肢がないと次が広がらないので。

あとは具体的な事実(Fact)を整理する→根拠となる。

これでピラミッドストラクチャーの完成!

▶枠組みを考えるポイント
・枠組みは「3つ」を意識する
・枠組み間のレベルを合わせる 
・説明する相手は誰?を意識する

ピラミッドストラクチャーが完成すれば、あとは、企画書、説明文、メールなどのビジネス文書を作成することができる。

ピラミッドストラクチャーを意識してつくる!をやってみよう!

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